クラウドソーシングで仕事だして、応募してきた人をカモにするたっちゃんのプログラミング教室(○○ちゃんのプログラミング教室と名前が変わってるらしい)というのがあるらしい。
友人はそれに応募し、文章を書いて仕事料を貰った。そうしたらプログラミング教室に入りませんかという勧誘メールが続々とくるようになった。
AWSというプログラミング言語(は?)
「月商」75万(これ高収入なの?)
毎日10分間勉強して3ヶ月で就職(無理だろ)
確かにAWSは求人が多い。私もAWS設計・構築に未経験で入った口だ。ブルーオーシャンと勘違いさせる手口。オンプレミスの経験があるからこそ、未経験ではいれたんだが。
ゴールドラッシュ時、砂金掘りセットを売った商店が一番儲かったという話を思い出して欲しい。砂金を掘り当てた人は少数で、このプログラミング教室が商店なんである。
メールにはいかにも自分がやっているように書いている。
儲かるのなら自分でやれば良いのに……という批判をかわす目的だろうか。はっ、この前全然稼働してなくて仕事切られた人は副業でこれやっていたのでは?
ネイルアーティストの時給や整体師の時給の方が上という話がある。同級生も電気科卒業して東芝に入ったのだが、整体師になると同窓会で言っていた。そういえば、近所に整体の店、たくさんあるな。
AWSの収入は大体月160時間稼働でフリーランスは40万から100万の間。準委託という時給制なので、時間に融通が利くといういうわけでもない。正社員のときは35万だった。
人でが足りないから仕事選べるのはいいよね。向こうも選んでくるんだけど。仕事が切れるときに50社ほどエージェントに紹介されマッチするのは2、3社。年齢で切られたり、よく分からない理由で足切りされる。
インフラ、サーバー、インスタンス、ストレージ、何を言ってるかサッパリ分からねーと言う人は厳しい。前提知識として、説明もなく出てくるからだ。
その上、リーダー経験を求められたり、リソースのコード化を求められたりする。普通に。
私的には、プログラミングより敷居が高いと思う。スクールで出てこない知識がかなり要求される。
プログラミングは論理的思考が必要で、インフラは構成力が必要。
それでもいいのなら、AWSに入門してください。まずはSAAの資格を取ってね。業界は慢性的な人で不足です。残業も少なめです。在宅でできます。日本人の平均値(中央値ではない)の収入は保証します。派遣で働いた場合の3倍の時給になります。
でも、所詮、労働力を時間で売った対価です。金持ちになれるわけでもない。金持ちになるにはゴールドラッシュで道具を売る側になるしかありません。そして、コンピュータスクールみたいに姑息な方法使わなくても正々堂々と金持ちになる手段はあります。
私は、AWS設計・構築を一過性のしごとだと思ってます。本を書いたり、色々やってます。
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