上流への移行を目指しているIT技術者のみなさん。要件定義書を作成するにあたってどうすればいいかわからないと思います。先輩から職場で使っているサンプルを見せて貰うしかないですが、フリーランスだとそういうことはなくて、いきなり要件定義書が用意されていたり、試行錯誤で作ってレビューでダメ出しされて、この仕事合わないのかなと落ち込むかもしれません。
でも、それはただの経験不足です。場数踏んでればなんとかなるんです。
ひな形があれば、なんとかなりそうな気がしませんか?
そこでAIでひな形を作らせる方法です。
2025年2月からMicrosoft 365にCopilotが付いてきて値段が上がるというニュースがありました。私は、ExcelもWordもあんまり使いたくないので、サブスクリプション切ってGoogle Workspaceに移行しました。
さて、肝心要のプロンプトはCopilotでもGoogle Geminiでも変わらないので、今回はGoogle Workspaceを使います。
まだ、Google WorkspaceでGeminiを使うのはまだβ版なので、「Google labs」を使う必要があります。画面右上のフラスコのアイコンクリックしてください。Google labsの画面がでます。あ、うっかりビジネス契約しないように。ドメインがどうのこうのとか出てきたらGoogle Workspaceのビジネス使用契約画面に入ってます。戻りましょう。
Geminiを使うかどうか聞いてきますのでOKを。すると画面の右上に星のマークが表示され、それがGeminiのボタンです。押すと画面分割され、チャット画面がでます。
で、ここからが本題ですが、要件定義書のひな形を作らせるには以下のプロンプトを入れてください。
「要件定義書をIPAのサンプルに準じて作成する」
IPAとは情報処理推進機構のことでITの標準化とか行ってるところです。資格試験でも有名ですね。
今回はGoogle ドキュメントで作らせました。一番下に出てくる←ボタンで本文に挿入することができます。
こんな感じ。
え? 細かい部分をどう書けばいいか分からない? それもGeminiに聞いてみてください。
AIはあなたの強力なアシスタントになってくれます。そして、みんなが使うことで、フォーマットの統一化に貢献するでしょう。
では。
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