インフラの仕事をやってきて、当然、インフラは資格の所持が開発よりも評価されやすいです。
で、あるとき気付いたのですよ。資格試験の合格ラインは60%~65%だということに。そういえば、母校の高専の単位取得ラインのCも60%でした。
あれ? 仕事って60%できれば良いんじゃね?
アジャイル開発の思想を読んでその感想は深まりました。
60%できたらそれを1ターンとして、レビューや確認に回し、手戻りを防ぐ。
穴や仕様変更があれば、また60%の精度で修正する。
これを5回繰り返します。
1−(1−0.6)^5=0.98976 つまり、99%の完成度になるわけです。
私は仕事が雑だと言われました。ウォーターフォールだと雑になります。アジャイル開発の方法で作っているのですから。
性格的にウォーターフォールが合わないんです、私は。良い感じでざっと作ってしまうので。
「まず、動く物を作る。細かいところは後から。使わない機能はつくらない」
これに気付いてから、気が楽になりました。ウォーターフォールが合わないという欠点は直しようがない。イチローもホリエモンも、欠点は伸びしろががないから直そうとするの止めろと言ってます。
かわりにアジャイルがあるじゃないか。これでいいんだよ。
しかも、Microsoftのシニアプログラマーの牛尾さんも、ウォーターフォールは良い点が一つも無いから止めとけと言ってます。
同意します。開発がスケジュール通り行くわけないし、大体、この前の案件は、送られてきたPCでVPNができなくて、それを情シスが解決するの待ってたら3週間も待っても解決できず、自分で切り分けてこのトンネリングアプリ止めてくれと言ったら止めるのに1週間掛かって、IAMの申請も2週間以上掛かって工期が遅れたの私だけの責任じゃないでしょ。あ、愚痴を言ってしまいました。
正直、ウォーターフォールが短期間にできるように見えるのは、期間に合わせようと残業したり、品質が悪いまま出しているせいだと思います。それをウォーターフォールの利点だとか言われても。
AWSでいうマネージメントコンソールからの構築はアジャイルしかできません。ウォーターフォールにしたいのならIaCでやってください。
まあ、性格的にアジャイル開発しかできないので、仕事受ける際は確認することにします。
南無。
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